Kyoto Shimbun 山野草
  レンゲソウ  


新芽はおひたしにも

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中国原産。紅紫色の蝶形の花をつける

 すっかり日本の風景に溶けこんでいるレンゲソウ。水田地帯に咲くマメ科・2年草で、もともと日本にあったものではなく、中国の原産。日本各地でも栽培され、また野生化している。

 茎は根元から枝を分け、地面を横にはうが、上部は10〜30センチの高さになる。葉は卵形の小さな葉が9〜13枚あり、高さ10センチ以上伸びる。葉の先は丸いかややへこみ、葉質は薄い。

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 春には葉のつけ根から花を咲かせ、花は4月〜5月に10〜20センチの花柄の先端に紅紫色の蝶(ちょう)形の花を5〜10個付ける。開化後、果実は黒色のさやを付け、中には数個の種子ができる。熟するとさやから種子をこぼす。

 食用や薬用にも使われ、春の若芽をおひたしに、花をてんぷらにするなど食用にできる。開花期には地上部を採取して日干しした物を煎(せん)じて服用すると熱冷ましや利尿効果がある薬草だ。

 レンゲソウは、花のつく様子が蓮華(れんげ)に似ていることから名付けられた。別名はゲンゲという。

(わち山野草の森・西垣 康人)


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