Kyoto Shimbun 山野草
  コスモス  


壮大な光の世界を連想

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日本の秋には欠かせない花

 メキシコ原産でキク科の1年草。明治中期にヨーロッパから日本に渡ってきた。別名アキザクラやオオハルシャギクの名でキクとともに、日本の秋には欠かせない花といってよい。

 最近では、播(は)種後50〜70日前後で咲き始める早咲き種が好まれ、秋咲き種は初夏に種をまいても、日が短くならないと花を付けない。早咲き種は、春ごろから切り花として販売される。花期は6〜7月、秋咲きは9〜10月で日当たりと水はけの良い場所が良い。施肥はほとんど必要ないが、生育が悪いときは薄い液肥を2〜3回与えるとよい。

 やせ地でも開花するが、窒素分の多い肥料を大量に与えると花つきが悪くなるので避けたい。

 生育期間中は、アブラムシやハダニなどの害虫がつきやすく、2週間に1回は持続性のある殺虫剤を表面に散布して駆除する。

 コスモスは「宇宙」という意味もあり、花の中心から放射状に広がるその姿をじっと見つめていると、壮大な光の世界が連想でき、不思議な気分になる。

(わち山野草の森・西垣 康人)


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