Kyoto Shimbun 山野草
  エビネ  


最近は鑑賞価値が高く

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観賞価値が高く、栽培されているのは、バイオテクノロジーなどによる人口交雑種がほとんどだ

 山野草の中で、特に人気の高いエビネの仲間は、ラン科の多年草である。昔は自然の自生種や交雑種から良い花を選び、園芸化されてきたが、最近は、あまり観賞価値のない自然の花がなくなってきており、絶滅種や絶滅危惧(きぐ)種にあげられている。

 エビネの基本種はエビネと、キエビネ、キリシマエビネ、ナツエビネ、ニオイエビネなど。しかし、最近観賞価値が高く栽培されているエビネは、バイオテクノロジーなどによる人口交雑種がほとんどだ。例えば、タカネエビネは、エビネとキエビネ、コオズエビネはエビネとニオイエビネを交雑したエビネというわけだ。

 栽培のコツは、花の咲き終わった後、種を採らない場合は早めに花の穂を抜き、養分の消耗を抑える。花の後と秋によく肥料をやる。ウイルス病にかかりやすいので雨に当てない、露地に置かないなどの注意が必要。植え付けは、古いバルブ(偽の茎)を少し出して植え付ける。毎年1球分移動するので、その分をあけて植える。植え替えは2〜3年に1回行う。

(わち山野草の森・小川 幸子)


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