Kyoto Shimbun 山野草
  ダンギク  


段々と上へ花が咲く

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九州北部から本州・中国地方の日当たりのよい草地に生育する

 花が下から上へと、段々に咲くことからこの名がつけられたという。クマツヅラ科の多年草だ。夏の茶花として、よく利用される。

 自生地は、九州北部から本州・中国地方の日当たりのよい草地に生育しており、草丈は50〜150センチになる。

 葉の付け根に、多数の小さな花が密生して咲く。自生の花の色は青紫だが、園芸種には、白やピンク色もある。

 寒さには強く栽培は簡単だ。繁殖力が強いので、根詰まりを起こすと、開花や成長の障害となるため、毎年植え替える必要がある。乾燥には弱いので、表面の土が乾いたらたっぷり水をやる。5〜6月に、剪定(せんてい)をすると、草丈を抑えるとともに花の数も増える。その時に、5枚ほどの葉をつけて、用土に挿しておくと、約1カ月で発根する。

 種まきは、3〜5月に行い、日当たりの良い所で管理すると2週間ほどで、発芽する。花が終わった後、切り戻しをすると、また花が咲く。冬に地上部が枯れたら、刈り取っておくと、新芽が伸びやすくなる。

(わち山野草の森・小川 幸子)


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