Kyoto Shimbun 1998.12.14「京都・より道スポット」

 ツラッティ千本
(京都市楽只隣保館資料室)

 模型などで町づくり紹介

photo
1951年当時の町並みの模型。その細かさに思わず見入る

 「ツラッティ千本」と書かれた白い案内看板が、古い建物へと導く。ツラッティとは「連れ合って」を意味する「連らって」という京都の方言という。

 いわれのない差別の歴史を背負ってきた千本地域の先人の歩みや現在の取り組み、未来に向けての人権擁護の町づくりの紹介などパネルや模型などを中心に、約300点を展示している。

 設立当初は千本地域やその周辺、行政の人が多く訪れた。年々来館者が増加し、北海道から熊本にいたる他府県からも訪れるようになった。今年6月で来館者が1万人を超えた。夏休みを利用した来館が多く、夏場は自由研究の小、中学生をはじめ、先生やPTAの見学も目立つ。

 1階は展示室、2階は会議などに使う研修室となっている。展示室はテーマ別に第1から第5と分かれ、展示品のほとんどが周辺の小中学校の先生や地域の人の手作り作品。


 ツラッティ千本(京都市楽只隣保館資料室)  京都市北区紫野花ノ坊町。正式名称は京都市楽只隣保館資料室。1994年12月、旧隣保館の建物を利用して設立。展示室の開館時間は午前10時〜午後4時半。第2、第4土曜、及び日曜日と年末年始が休館。入場無料。
 電話 075(493)4539。

▲観光情報▲ ▲もくじ▲ ▼つぎへ▼