Kyoto Shimbun 1999.1.22「京都・より道スポット」

 ハートプラザKYOTO

 障害者手作りの製品販売

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共同作業製品が並ぶハートプラザKYOTO

 京都府内の授産施設や共同作業所で働く、障害がある人たちが手がけた製品を販売している福祉ショップだ。

 ほのぼのとした味わいのある木の工芸品から、高級感があふれる皮革製品まで、さらに手作りのパンやジャムなど食品も並んでいる。デパートと同じ建物の中にあるせいか、明るい店内は若者向けの雑貨屋さんの イメージだ。

 運営しているのは府と京都市が中心となってつくる「京都授産振興センター」。もの作りを通じて社会とかかわっていきたいという障害があ る人たちの存在を、多くの人に知ってもらう活動をしている。

 97年9月のJR京都駅ビル開業と同時にオープンした。施設の製品は通信販売が主流で、常設店舗での販売は珍しいという。

 現在、府内109カ所の作業所、授産施設の製品を販売している。値段は100円から2,000円程度のものが主流。木製の屋外用テーブルとベンチのセットなど10万円を超えるものもあるが、一般店よりは安 いのが特徴だ。

 財布やペンケースなどの革製品、ハンカチやマフラー、テーブル敷などの手織り製品は贈答品としても人気が高く、カタログをもとに府外からの取り寄せもあるという。深刻化する経済不況は障害者の雇用も脅かしており、各作業所や授産所の製品の売り上げも例年に比べ厳しいという。

 広瀬幸二郎センター長は「障害がある人たちは、地域で自立して生きたいという希望をもっている。こうした希望を支える拠点として育てて いきたい」と話している。           


 ハートプラザKYOTO  京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町。京都駅ビル内のジェイアール京都伊勢丹9階フロア南東出入口に隣接している。火曜日と年末年 始(12月29日−1月3日)は休み。営業時間は午前10時半─午後6時半。
 電話075(342)0051。

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