京都新聞の主な業務

編集REPORTING & EDITING

京滋の足もとから 万全に、細心に、正確に


不祥事を起こした企業の国への報告を取材する記者

 京都新聞の記者は、京都・滋賀両本社と支社、総局、支局、通信部に配置されています。取材は、政治や経済、行政、教育、環境、文化、スポーツといった分野や地域の担当を決めて行っています。たとえば社会報道部の事件担当、いわゆる事件記者は、京都府警本部や所轄署を担当します。当局の発表だけでなく、「夜討ち朝駆け」で捜査幹部や捜査員から情報を得るなどして、特ダネをとるようがんばっています。一方で、特定の持ち場を持たない遊軍記者や独自の視点で社会の問題に迫る調査報道グループも日々、ニュース発掘に努めています。


殺人事件の現場周辺で住民に取材する記者たち

 新聞記者生活は通常、支局勤務から始まります。警察や役所、学校、各種の施設、市民団体をはじめ、さまざまな対象を取材し、記事にする経験を積みながら、記者としての基本を体得します。取材先で知り合った人たちとの人間関係を大切にし、信頼される関係を築くことが、記者としていつまでも大きな財産になります。

 取材は万全に、報道は細心に−。新聞記事は正確、公正、公平でなければなりません。記者は何度も現場を踏み、関係者に話を開き、一つ一つ真実を掘り起こして記事にします。その際、書かれる側の立場を考え、節度を持って慎重に報道するのが大原則です。

 記者一人一人が地域を愛する心を大切にし、地域社会の発展に貢献するとともに、京都・滋賀の足もとからグローバルな動きも見すえ、発信したいと考えています。

コンピューターを駆使、魅力ある紙面づくり


時間と競争、コンピューター画面を見ながら紙面編集作業

 取材記者が書いた記事や写真を一つの紙面に組み上げるのが整理記者(編集者)の腕の見せどころ。読者を引きつける見出しやレイアウト、ニュース判断に知恵を絞ります。

 昔は活版といって鉛の活字で紙面を組んでいましたが、今はコンピューターが主役です。デジタル情報化された記事と写真をパソコンに取り込み、整理記者は画面を見ながらマウスを操作して紙面を組み上げます。活版に比べ、原稿から紙面に組むまでの時間は格段にスピードアップしました。

 操作が簡単になったといっても、紙面づくりの基本は変わりません。何がニュースなのか、読者にどう伝えるべきか。ニュース編集部には取材部門や通信社から昼夜を分かたず大量の情報が押し寄せてきます。整理記者はその中から必要なニュースを選び出し、重要度に応じて扱いの大きさを決め、分かりやすい見出しを考えます。

 しかも、新聞づくりは常に締め切り時間との競争です。新鮮なニュースを、より速く、より詳しく読者に届けたい。京都新聞は朝夕刊とも版を取り替え、最新情報を載せています。「トップニュースはこれでいこう」「もっといい見出しはないか」。紙面を仕切るデスクと整理記者の議論はいつも熱気にあふれています。

地元ニュース、分厚くきめこまかく


紙面づくりの方向を話し合うデスク会議

 身近な地元ニュースを豊富に提供することは郷土に根ざす地元紙の使命といえます。京都新聞は地域ごとにきめ細かな紙面をつくり、読者ニーズにこたえています。

 朝刊では1面と第2社会面を京都と滋賀に分け、2、3、5面の総合・政治面、社会面などでも地域ごとにニュースを差し替えています。

 さらに京都と滋賀で計6版の地域版を見開き2ページずつ設け、身近な話題や暮らしに役立つ情報を提供しています。これとは別に、京都府内や滋賀県内向けには、ちょっと違った角度から情報を集めた「地域プラス」面をお届けしています。「関西広域ニュース」の面には、京滋のほか関西周辺の話題を網羅、神戸新聞など友好紙の記者が取材した記事も掲載。地元行政情報を伝える、地域・総合面を含め、連続5ページを地域に重点を置いて編集しています。

ページTOPへ戻る