第22回全国都道府県対抗女子駅伝(来年1月11日)に出場する各都道府県のメンバーが出そろった。郷土の誇りを胸に、都大路に集う47代表の戦力を、各ブロックごとに点検する。
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| ▽近畿
●京都 実業団軸にV奪回へ 連覇のかかる兵庫は、昨年同様に穴がない。全日本実業団駅伝4区7位の加納由理(資生堂)、2年連続2区区間賞の早狩実紀(トーラス)は、前回も1、2区で流れを築いた。今年限りで第一線を退く川島亜希子(UFJ銀行)は、第19回以来のふるさと出場で最後を飾る。 全国高校駅伝で初優勝した須磨学園高勢に、インターハイ3000メートル6位の中村友梨香(県西宮高)を加えた高校生は他を圧倒している。全日本中学千500メートル優勝の小林祐梨子(旭丘中)ら中学生もトップレベルを誇り、頂点に最も近い。 2年ぶりのV奪回を狙う京都も総合力では見劣りしない。主力は全日本実業団駅伝2位の京セラ勢。同駅伝3区で日本人トップの2位に入ったエース阿蘇品照美は、今大会注目の選手だ。このほか4区区間賞の吉野恵、2区5位の金指亜由美ら若手のスピードランナーがそろった。 全日本大学駅伝を制した立命大のエース池田恵美は連続5度目の出場。全国高校駅伝4位の立命館宇治高勢で固めた高校生も勢いがあり、経験も豊富だ。中学生の底上げがカギを握りそうだ。
今春から実業団チームが1社となった大阪は、初めてふるさと制度を活用した。全日本実業団駅伝10位のダイハツ勢は若手が中心。同駅伝1区5位の鈴木亜弥子(ワコール)、ユニバー代表の重田円香(京産大)をふるさと選手で加え、7年ぶりの入賞を目指す。前回は序盤の出遅れが響いて18位に沈んだだけに、日本インカレ1万メートル2位の堀岡智子(大院大)の安定感に期待がかかる。 滋賀は近年になく充実している。ふるさと出場はないが、全日本大学駅伝1区区間賞の桑城奈苗(筑波大)、立命大の全国制覇に貢献した沢田佳恵、小中由紀子ら地元出身の大学生が成長した。ジュニア五輪3000メートル6位の坂東慶子(長浜北中)ら中学生もレベルが高く、過去最高(14位)も視野に入れる。 前回46位の和歌山は全日本実業団駅伝1区区間賞の橋本歩(三井住友海上)、片山千裕(ワコール)のふるさと選手を柱に据え、安定感が増した。第16回以降は30位以下に低迷しており、中村監督は「近年ではまとまりがあるチーム。20位前後を目指したい」と、雪辱に燃えている。 奈良は、前回1区で初の18分台をマークした山中美和子(ダイハツ)の抜けた穴が大きい。全日本大学駅伝2位の京産大勢を軸に前回37位を上回りたい。
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