阿蘇品照美さん(京セラ)

いい1年への始まりにする

 熊本代表で走った前回1区区間2位の好走をステップに23歳でトップ選手の仲間入りを遂げた。「今年もいい1年の始まりにしたい」と、初の京都代表に気負いはない。
 熊本信愛女学院高の先輩で、元シドニー五輪代表の川上優子さんの力強い走りにあこがれている。身長158センチと小柄だが、表情を変えない淡々とした走りにしんの強さがにじみ出る。5000、1万メートルともアテネ五輪のA標準記録の突破を目前にしている。それでも「まだまだおまけみたいなもの」と、自分に厳しい。

▽走る魅力=記録が出た時の達成感。一番になりたいから。
▽京都の好きなところ=話し方が柔らかいのがいい。


吉野 恵さん(京セラ)

潜在能力開花 元気な走りを

 駅伝経験のほとんどなかった1年目の新人が、淡路島女子駅伝、全日本実業団女子駅伝と立て続けに区間賞をさらった。潜在能力を開花させ「走ることにやりがいを感じれるようになった」と、充実感に満ちている。
 山形県出身。地元中学を卒業後、スピードを磨くため名門の埼玉栄高に進んだ。インターハイは800メートルで2年連続上位に入賞した。入社後に長距離練習を始め、距離に対する恐怖感を少しずつ克服した。「人を元気づけられる走りがしたい」と、初々しさがのぞく。

▽走る魅力=長距離は始めたばかりで、今までとは違う自分に出会えた。何かに集中すると、力以上のものが出るものだと感じている。


吉田 佳菜さん(京セラ)

高校時代とは違う自分へと

 ルーキーながら淡路島女子駅伝で1区区間賞を奪った。「目標以上の結果で満足できる1年でした」と、伸び盛りの走りを振り返える。
 チーム内の競争は激しい。熊本信愛女学院高の先輩、阿蘇品選手に励まされながら「先輩に少しでも追いつけるように」と、同期生へのライバル意識を持って走ってきた。高校時代は無名。初の熊本代表となった前回も補欠に回った。「まさか京都で選ばれるとは思わなかった。高校時代とは違う自分を見せたい」と、目を輝かせる。

▽走る魅力=自分が努力した分、結果が出るのが楽しい。きつさを乗り越えれば伸びていく。
▽京都の好きなところ=落ち着いた雰囲気がいい。


金指亜由美さん(京セラ)

けがから復活 新たな一歩に

 社会人1年生で引き続き京都代表に選ばれた。立命館宇治高時代から4年連続にも「もっとすごい選手になって戻ってきたかったのに」と、悔しさをにじませる。
 前回は持病の腰痛に悩まされ、出番がなかった。夏以降、危機感を持って故障に向き合ってきた。「練習の積み重ねが大切」と筋力強化に励み、ようやく走れる状態を作り上げた。全日本実業団女子駅伝で2区区間5位と力走した。実業団選手として新たなスタートを切るための「第一歩に」と意気込んでいる。

▽走る魅力=ゴールした時の達成感。走るのが仕事なので夢や感動を与える責任を感じる。
▽京都の好きなところ=歴史を感じさせる雰囲気がいい。



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