実力伯仲の中学生区間
〜区間賞に意気込み〜
中学生区間の3、8区(ともに3キロ)には今年も、将来性豊かな各都道府県のホープたちが集まる。さまざまな全国大会でしのぎを削り合ってきた選手たちが今度は、郷土のたすきを担って競り合う。五輪ランナーらが中学時代に挑み飛躍のステップにした舞台で、若さをはじけさせて、どんな力走を繰り広げるか期待される。
▽全中で2冠・小林(兵庫)
エントリーした中学生で3000メートル9分30秒を切る選手が3人おり、3、8区ともにハイレベルな争いが予想される。戦いの中心になるのは小林祐梨子(兵庫・旭丘中)。全日本中学選手権で800メートルと1500メートルの2冠に輝くなど、今季は負け知らずだ。3000メートルの自己最高はジュニア五輪で優勝したときの9分21秒07。全国中学駅伝1区(3キロ)でも2位以下に大差をつけて区間賞を獲得し、ロードでも不安はない。昨年は3区で区間8位に終わっただけに「今年は区間賞を」と意気込む。
▽3000M最高記録・内野(千葉)
1500メートル、3000メートルで中学ランク1位のタイムを持つのが内野彩子(千葉・前原中)だ。全日本中学の800メートル、1500メートルはともに小林に敗れ2位に終わったが、国体3000メートルでは9分17秒44の自己最高タイムをマークし、高校生に交じって3位に入賞した。前回、3区区間3位の実績も誇り「打倒小林」に燃える。
ジュニア五輪3000メートル2位の高橋由衣(山形・飛鳥中)は3000メートルの中学ランク3位。また、ジュニア五輪3000メートル3位の高吉理恵(兵庫・自由が丘中)は、小林とともに兵庫の2連覇を目指して8区を走る予定だ。このほか、全国中学駅伝1区で2年生ながら2位に入った福永真子(広島・高屋中)、1500メートルの中学ランク3位の杉山友理(大阪・吹田五中)らの走りも注目される。
▽クロカンV・坂東(滋賀)
京滋では、ジュニア五輪3000メートル6位の坂東慶子(滋賀・長浜北中)に期待が集まる。12月の全日本びわ湖クロスカントリー中学生の部(3000メートル)でも優勝し、自信をつけた。ジュニア五輪3000メートル10位の榎本春菜(京都・洛西中)は全国中学駅伝1区で31位に終わった悔しさを地元でのレースにぶつける。
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