京都新聞:紙面特集

国立オルセー美術館公式認定
オルセー美術館  至宝のリマスターアート展  ~高精彩技術が織りなす美と感動~
大丸ミュージアム京都

フィンセント・ファン・ゴッホ「ローヌ川の星降る夜」

最新技術で真価に迫る

 芸術の都フランス・パリにあるオルセー美術館は、19世紀印象派の名作を中核に豊かなコレクションをなす「印象派の殿堂」だ。同館の誇る巨匠たちの名画60点を、超高精彩の最新デジタル画像処理技術でリマスターアートとして復元し、紹介する「国立オルセー美術館公式認定 オルセー美術館 至宝のリマスターアート展~高精彩技術が織りなす美と感動」が8月2日、京都市下京区の大丸ミュージアム京都で始まる。

  近年、著しく進展する復元技術。リマスターアートは、色相と彩度、明度、3Dの質感再現を含めて統合的に画像処理している。オルセー美術館学芸員と打ち合わせながら、色彩だけでなく絵の具の盛り上がり、絵筆のタッチまで億単位の画素数の高精彩画像で再現している。

 リマスターアートになったのは、ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」、モネ「日傘の女」、ゴッホ「自画像」、セザンヌ「サント・ヴィクトワール山」、ミレー「落ち穂拾い」など、重厚で写実的なアカデミズム絵画から光の揺らめきに時間の移ろいを表現した印象派まで、美術史に残る名画ばかりだ。

ペンライトとルーペを使えば、画家の細部の技とこだわりが見える

質感までも再現 名画身近に鑑賞

 照明やスペースなど制限が多い名画の展示も、リマスターアートなら新たな鑑賞方法が可能だ。ルーペとペンライトを画面に近づけると、筆の動きや細部の技術、絵の具の表情が詳しく見え、画家の創意や息づかいが体感できる。スマホで名作と一緒に記念撮影も楽しめる。より身近に、より深く、名画の世界を体験できそうだ。










オーギュスト・ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
クロード・モネ「日傘の女(左向き)」
ポール・セザンヌ「かごのある静物(台所のテーブル)」
ジャン・フランソワ・ミレー「落ち穂拾い」
案内
■会     期 8月2日(水)~21日(月)
■会     場 大丸ミュージアム京都(大丸京都店6階)
■入 場 時 間 午前10時~午後7時半まで(午後8時閉場)
※最終日は午後4時半まで(午後5時閉場)
■主     催 「オルセー美術館 至宝のリマスターアート展」実行委員会、京都新聞
■入  場  料 一般・大学生1000円(800円)、中高生800円(600円)、小学生以下は無料。
※かっこ内は前売 ルーペ&ライトのレンタルは別途200円が必要
■ギャラリートーク8月2、3、20、21日の各午前11時、午後2、4時(21日午後4時は除く)、オルセー美術館リマスターアートプロジェクト・クリエイティブディレクター久保田光巖氏 ※展覧会入場券が必要