(四の二)



 一の橋

 南に行くと、一橋(いっきょう)小学校がある。その校内の一角に、かつてこの伏見街道に架かっていた「一の橋」が復元されている。親柱に「伏水街道」の字が深く刻まれている。この橋は、もと本町通の10丁目と11丁目の間を流れる今熊野(いまぐまの)川に架けられた石橋だったが、川が暗渠になって撤去された。伏見街道には二の橋、三の橋までがあり、今も名残が街道沿いに見られる。




 滝尾神社

 一橋小学校の南側には、滝尾神社と呼ばれる社が鎮座している。祭神は大国主命で、別名「大丸稲荷」とも呼ばれている。これは大丸百貨店の初代、下村彦右衛門が当社を崇拝し、大丸の歴代当主によって援助されてきたため、このように呼ばれている。今も境内の 絵馬堂には、江戸時代の大丸呉服店を描いた絵馬が奉納されており、豪商との結びつきがよく分かる。


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