玄房和尚のヘルシー精進

玄房和尚 ヘルシー 精進

寒い夜は煮込み 色を採り入れ

 年があらたまり、少しずつ夜は短くなるが、寒さのほうはこれからが本番。コートのえりを立てて帰ってきた晩は、じっくり暖かい煮込みがよい。一説に、食事にはなるべくさまざまな色を採り入れるのがよいという。大根の白、ニンジンの赤、シイタケの黒、味噌(みそ)の黄色−がしっかり入った「味噌おでん」。中部地方ではこのおでんにさらに甘い味噌だれをつけていただくとか。一晩おいてもまたおいしい。

祝月の膳
手前右…油揚げのみぞれ煮
左…味噌おでん
奥…白菜のもみじ和え




◇材料(4人分)
大根400グラム、サトイモ400グラム、ニンジン200グラム、こんにゃく200グラム、焼き豆腐200グラム、がんもどき・シイタケ各4個、昆布少々、A(赤味噌200グラム、白味噌200グラム、水2リットル、昆布・シイタケのもどし汁各50cc、みりん大さじ1)、一味(七味)唐辛子適量
◎作り方
(1)大根は皮をむき大きめの乱切りにして米のとぎ汁で30分ゆがく。サトイモは皮をむき、塩一つまみを入れ、5分ほどゆでてぬめりを取る。
(2)こんにゃくは大きめの乱切りにして水からゆでてあくを抜く。シイタケは石付きを取り、昆布とともに水で戻す。
(3)ニンジンは大きめの乱切り、焼き豆腐は4等分する。
(4)Aで煮汁を作り、(1)(2)とがんもどきを入れて弱火で約一時間煮てから(3)を入れ、さらに一時間煮て味を含ませる。好みで一味唐辛子などをふっていただく。

◇材料(4人分)
油揚げ120グラム、大根400グラム、A(水200cc、昆布だし・薄口しょうゆ各大さじ2、みりん少々)、三つ葉八本
◎作り方
(1)油揚げは横に8等分の短冊に切り、熱湯にくぐらせて油抜きする。
(2)大根はすり下ろし、ざるに揚げて水を切る。三つ葉は塩水でさっとゆがいて形よく結ぶ。
(3)Aで煮汁を調え、(1)を入れて弱火で10分ほど煮ておろし大根を加える。みぞれのようになったら器に盛り、三つ葉を飾る。
★油揚げも結んで煮ると盛りつけたときに美しい。

◇材料(4人分)
白菜(軸の部分)300グラム、ニンジン300グラム、黒のいりゴマ大さじ3、A(砂糖・酢大さじ1/2、塩少々)
◎作り方
(1)白菜は長さ3センチの千切りにし、塩をふって20分ほど置く。ニンジンはすり下ろし、塩一つまみを加え、空いりして水分を飛ばし、少量の砂糖と酢(分量外)にしばらく漬ける。
(2)ゴマはすり鉢で粗めにすり、Aで味を調える。
(3)(1)の白菜を軽くしぼり、ニンジンと混ぜて器に盛り、(2)をかける。

<こつ・裏技>
なべ物など、白菜を下ゆでして使う料理の時は、油と塩少々を加えると甘味が増す。