玄房和尚のヘルシー精進

玄房和尚 ヘルシー 精進

夏近づく 淡竹で季節感味わう

 5月、禅寺にも武者人形が飾られた。手作りのこいのぼりや金の扇、柏餅(もち)やちまきも添えて、りりしい姿が常にないにぎわいを醸した。新キャベツや淡竹(はちく)を使ったさわやかな献立で、食卓でも初夏を感じたい。
 18日まで、「梵灯のあかりに親しむ会」が開かれている。水琴窟の音が響く中、住職手作りの明かり瓦(がわら)がたそがれの境内を照らす。

橘月の膳(1)
 手前…淡竹と油揚げの煮物
 奥右…タケノコ団子のあんかけ
 奥左…新キャベツのごま酢あえ



◇材料(4人分)
ゆでたタケノコの根元の部分100グラム、木綿豆腐500グラム、ヤマトイモ50グラム、ニンジン20グラム、戻した干しシイタケ2枚、キヌサヤ4枚、A(昆布の戻し汁50cc、薄口しょうゆ大さじ1)、揚げ油・ごま油・葛(くず)粉・ショウガ各適量
◎作り方
 (1)豆腐はふきんで固く絞ってすり鉢ですり、すりおろしたタケノコとヤマトイモを加えてさらにすり混ぜ、八等分して平らに丸め、中温の揚げ油できつね色に揚げる。
 (2)ニンジンは3センチの千切り、シイタケは千切りする。キヌサヤは斜め千切りにする。
 (3)油を熱してニンジン・シイタケをいため、Aで味を調え、中火で5分ほど煮てからキヌサヤと水溶き葛粉を入れて好みのかけあんを作り、(1)を入れ暖めて汁ごと器に盛って針ショウガを飾る。

◇材料(4人分)
皮つき淡竹600グラム、油揚げ1枚、五月豆(三度豆)12本、だし昆布少々、A(水200cc、シイタケの戻し汁200cc、薄口しょうゆ大さじ3、砂糖少々、みりん大さじ1)
◎作り方
 (1)淡竹は皮をむいて一口大に切り、水から15分ほどゆでてざるで水切りする。
 (2)油揚げは熱湯にくぐらせ、縦八等分して片結びにし、昆布は小さく乱切りする。五月豆は筋をとり半分に切る。
 (3)油を熱して(1)をいため、Aで味を調えて昆布を入れ、弱火で10分ほど煮てから五月豆を加え、さらに5分ほど煮てさましてから器に盛る。

◇材料(4人分)
キャベツ200グラム、いりごま大さじ4、A(薄口しょうゆ大さじ1、酢大さじ1/2、酒少々)、ショウガ適量
◎作り方
 (1)キャベツは塩ひとつまみを入れた熱湯で手早くゆでて流水でさまし、長さ3センチ程度の千切りにする。
 (2)いりごまをすり鉢ですりつぶし、Aで味を調えて(1)をあえて器に盛り、すりショウガを飾る。


<こつ・裏技>
 淡竹、新キャベツ、いずれもやわらかな歯ごたえが身上。ゆですぎず、自然のおいしさを楽しみたい。