玄房和尚のヘルシー精進

玄房和尚 ヘルシー 精進

わが家流おせち レンコンなど縁起物で

 今年もいよいよ残すところ一カ月。百貨店などで一流料亭のおせちセットを奮発するのも結構だが、心を込めて楽しく仕上げたわが家流おせちも家族には特別のごちそうとなるのでは。十二月の春待月の膳は、古くから縁起物といわれる素材を使って、ちょっと変わったおせちを作ってみました。初回のレンコンは、節から節まで穴が通っているので見通しがよいとの縁起物。おせちにこだわらなくても、忘年会や新年会など突然の来客が多くなるシーズン。一品加えるだけでしゃれたおもてなしになる献立です。

春待月の膳(1)
前:レンコンの揚げだき
右:いり金時ニンジンの白酢あえ
左後:松の実と昆布のおつまみ
◇材料(4人分)
レンコン400グラム、小麦粉大さじ4、A(水150cc、昆布の戻し汁50cc、薄口しょうゆ大さじ1、砂糖大さじ2、ミリン大さじ1)、揚げ油適量
◎作り方
(1)レンコンは皮をむき、あく抜きしてからすりおろして軽く水気を絞って小麦粉を入れてよくまぜ、2センチ大の団子に丸め、中温の揚げ油で黄金色に揚げる。
(2)Aの煮汁で味を調え、(1)を入れ汁気がなくなるまで含めだきする。

◇材料(4人分)
金時ニンジン100グラム、木綿豆腐150グラム、いりゴマ大さじ4、A(砂糖大さじ1、酢、塩、酒各適量)、ごま油、軸ミツバ適量。
◎作り方
(1)ニンジンは長さ4センチの極細のせん切りにして、さっとゆで水切りして、ごま油で軽くいためて冷ます。
(2)ゴマはすり鉢で油が出るまでよくすりつぶし、水を絞った豆腐を入れてすり混ぜ、Aを加えてさらによくすり混ぜ、あえ衣を作る。
(3)(2)に(1)をあえて器に盛り、上にみじん切りしたミツバを彩りに散らす。

◇材料(4人分)
松の実、昆布、塩、揚げ油各適量。
◎作り方
(1)松の実は香りよくからいりする。
(2)昆布は水で湿らせ、細長く切って小さな結び昆布を作り、よく乾かしてから油でさっと揚げ、塩をひと振りする。
(3)(1)(2)をまぜ器に入れる。


<こつ・裏技>
 松の実に含まれているピノレン酸には、コレステロールや血圧の上昇を抑制する働きや脂肪肝を低下させる働きがあるといわれています。お粥に入れたり、パンやケーキにも入れたりしますが、いるだけでビールのおつまみにピッタリです。