●No.003



「ホテルマナーアラカルト」
http://www.sigoto.co.jp/hotel/

渡辺 忠司さん

京都市中京区

 マナーの専門知識を
 「レストランなどで食事をする時は、帽子を脱いだほうがいい?」「鍋料理のマナーってあるの?」。格式ばったホテルやレストランで食事をするときの気後れや不安を解消するため、お客・お店の両方に向けて、ホテルマナーをやさしく解説している。
 執筆している渡辺さんの勤務先は、京都や滋賀のホテルやレストランの宴会場に給仕スタッフを派遣している「京都配ぜん人紹介所」で、皇族に給仕した経験もある。「市販のマナー本はたくさんありますが、専門的な視点に立ったものが少ない。ホテルやレストランは、各店オリジナルのマナーを作ってサービスしていて、共通マニュアルというのはないのが現状です」。
 そこで、まず配膳(ぜん)人にサービス技術やマナーの専門的知識を紹介しようと、2000年4月にホームページを立ち上げた。さらに「ホームページを見に来てくれる人と、交流を持ちたい」と、同年末にメールマガジンを創刊し、同時に一般利用者にも分かる内容を盛り込むことに決めた。「ウェイターが洋服にソースをこぼしてしまった。どうしたらいいの?」「イタ飯のコース料理でピザを食べる時のマナーは?」など、分かっていそうで分かっていない点を解説している。
 メールや掲示板に寄せられた意見を見ると、利用者の間にマナーへの戸惑いがかなりあるのが分かるという。事前に本などで勉強しすぎて、いざ食事となると、どうしていいか分からなくなるケースが多いそうだ。「マナーに縛られないで、まず、その場を自分が楽しんでほしい。そして周りの人も楽しく心地よくできればいいんだ、ということをメルマガを通し伝えたい」と話している。

2003.1.21

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