●No.013



「展覧会へ行こう」
http://www.arkworld.co.jp/obnotaka/gallery/

塩貝 文明さん

京都府日吉町

 多くの作品との楽しい出会いを
 毎週土曜日の夜、京都市内の展覧会情報を、期間、会場、開館時間、作者のコメントとともに紹介している。対象の画廊は213軒。「多くの人に画廊に足を運んでもらって、作品に触れてほしい」と話す。
 美術系の大学に進学し、イラストや油絵などを制作してきた。現在も絵画制作に取り組んでおり、京都府立丹波養護学校の非常勤講師もつとめている。
長年ためてきた作品を定期的に京都市内の画廊で発表してきたが、その時、苦労したのが、画廊情報の収集や作品展のPRだった。「画廊を借りるのもダイレクトメールを出すのも、大変お金がかかるんです」。専門雑誌に掲載依頼するなどしてきたが「多くの情報をより多くの人に効率よく発信できないか」との思いが募った。まず2001年に知人のホームページに情報コーナーを開設。その後、読者の反応を知りたいと、昨年6月、メールマガジンを発行することにした。
 毎週土曜日、日吉町からバイクで京都市内に来て、各画廊をまわり情報収集する。画廊にもプロ専門、アマ専門、貸し画廊、カフェ併設などいろいろあるが、できるだけ多くの作品展を紹介するため、対象は限っていない。知人2人のコラムなどを書き添えて、その夜のうちにメルマガを配信する。
 「無名の人でも、どんな作品でも、思いがけない面白さや楽しめる部分がある。そんな発見を楽しんでほしいし、多くの出会いを作ってほしい」と塩貝さん。最近では画廊や作家から直接、情報を寄せられるなど、定着してきた。「各作家を励ます追い風のような存在になれば」と話している。

2003.4.15

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