●No.035



モンゴルと日本を心でつなぎたい
「さりふ〜モンゴルの風〜」

http://www1.odn.ne.jp/sarifu/

河野 隆史さん

京都市西京区

 「草原の国」の現在の姿を知って
 「さりふ」は「風」を表すモンゴル語からつけた。「風のようにさまざまな情報をもたらし、日本とモンゴルの架け橋になりたい」という思いから、2000年1月、メールマガジンを発刊した。
 大学でモンゴル語を専攻。在学中から現地に行き、手作りのチーズや民族衣装など、商品の輸入・販売を始めた。10年以上のかかわりを通じて知った素顔のモンゴルを、食べ物や行事、若者の表情から政治経済の課題まで、硬軟とりまぜて紹介する。
 占いやモンゴル少女の日記、なかでも現地の人々へのインタビューはユーモアに満ちている。「ドラえもんをどう思う?」「あなたにとって上司とは?」、そして福山雅治、藤原紀香など日本の芸能人についての感想など、思わずクスッと笑ってしまう。そんなコーナーにつられて読み進むと、対中国問題での大統領発言、モンゴルと日米両国との関係などの硬派レポートが、河野さんのコメント付きで出てくる。
 「遊牧の民、草原の国というイメージから、モンゴルに憧れる日本人は多い。でも、現在進行形のモンゴルも知ってほしい」
 本格的な民主化から10年。産業が育たず、先進国に若者が流出するなど、国の課題は多い。「日本など他国との交流に打開策があるのでは」。商品の輸入販売という仕事も、半分はそうした思いから始めた。
 メルマガの読者は約1000人。「モンゴルや、日本との関係について考える人が増えてくれればうれしい」と話す。

2003.10.21

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