●No.038



「毎日ギター」
http://www008.upp.so-net.ne.jp/dailytone/

松岡健さん

京都市上京区

 自分の楽器を自分の手で
「今回はボディの削り方です。かんなで縦、横、斜めと向きを変えながらゆっくりと削っていきましょう」「ストレートエッジで平面が出ているか、キャリパーで厚みにムラはないか調べながら削りましょう」
毎号少しずつ、ギターの作り方を紹介する。材料や工具の選び方、形の作り方、削り方や接着の方法などを、最新の知識を踏まえて一般の人にも作りやすいように説明していく。専門用語満載だが、説明の仕方は丁寧で、実際に工房で直接教えてもらっているような気分になる。
 松岡さんはギター製作職人。アメリカの専門学校で学び、2000年、京都に工房を開いた。エレクトリック、アコースティックなどを中心にギターの製作と修理を手掛ける。
メルマガの発行は02年9月。最初は工房で手作りギター教室を開こうと思った。欧米では日曜大工のように楽器の製作や修理に取り組む人が多く、材料や紹介本も充実している。「どう作られているのかがわかれば、楽器への愛着が深まり、音楽への取り組み方も変わります」。実際の教室の前に、まずは作り方に触れてもらおうと創刊した。「一度は作ってみたいと思っていた」など反応は上々。まずはエレキ、次はアコースティックギターの作り方を紹介するという。
 楽器を丸ごと作るのは素人には難しい。でも「たとえばボディだけ自分で作って、それ以外の部分は既製品で組み立ててもいい。世界でただ一つの自分の楽器を手にする喜びを、より多くの人に知ってもらえたら」と話す。

2003.11.18

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