●No.049



「国際結婚マニュアル」
http://www.visasupport.jp 

岩崎博明さん

亀岡市

 難解な国際結婚や外国人雇用の手続きを解き明かす
 結婚に必要なのは本来、両性の合意のみ。それが「国際」というだけで、急に困難なイメージになる。外国人登録、戸籍、入国管理法などが関係してくるためだ。でも、目的は2人が結婚し、日本で幸せに暮らすこと。そのゴールまで最短距離でたどり着く方法を、専門家の視点から、例を挙げて解説する。
 岩崎さんは行政書士。開業後、ボランティアで3年間、外国人の生活相談に応じた。その後も、外国人関係の事例を手掛けることが多い。メールマガジンは2002年6月刊行。読者は入国管理に携わる人、NGO関係者、同業者なども含めて約1200人。
 読みやすくするため、詳細な手続きなどは書かないが、在留資格取得にまつわるトラブル、入管職員とのやりとり、法の壁ゆえの苦労や入管職員が示してくれた温情など、具体的な事例には、読み物として心動かされる。「当局の対応にストレスを感じることもある。でも法は法。尊重しながら妥協点を見いだしていかないと」。
 日本に住みたい外国人は増加の一途。しかし、その受け入れに日本政府は必ずしも積極的ではない。しかし、「人道的に『入れてあげないと』と言うのは簡単だが、外国人を次々受け入れると、教育や社会保障など国民負担は確実に増える。その覚悟が本当にあるのか考える必要がある」。現実に「国境」を相手に働く人ならではの意識がかいま見える。

2004.02.17

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