●No.053



「イギリス短期滞在のススメ」
http://yacco.tv/ 

西村 康子さん

京都市上京区

 留学、試行錯誤の日々をつづる
 京都で会社勤めしていた女性が心機一転、2003年冬、イギリスに留学した。明確な目標や計画があったわけではない。留学後、何を見つけ、何を実現させるか。試行錯誤の日々をつづる。街で見つけた素敵なお店、食べ物、ファッション、そして「留学生活での戸惑い」。ごく普通の日記のような内容だが、同じ夢を抱く人びとには響くはずだ。メールマガジンは2003年11月の創刊で、読者は約300人を数える。
 留学の動機は「とにかく海外で暮らしたい」。高校時代からの夢だった。だが家族も友達も「甘い」の一言。行って何するの?帰ってきてどうするの? 何も答えられない。ただあきらめ切れなかった。
 当時の生活に不満があったわけではない。会社勤めも充実していた。それでも「行きたい」の気持ちは消えず、ついに渡英。いまはイギリスで英語と製菓の学校に通い、「生活の足場作り」を急ぐ。家を探し、銀行口座を開設する。こんなささいなことでも英語の聞き取りができず戸惑う。落ち込むことも多い。
 日本では留学を夢見る人に周囲はけっこう厳しい。「安易」「無計画」「現実逃避」「無意味」。批判に恐れをなして、あきらめる人も多い。
 「確かにそうした側面もなくはない。だがあえて挑戦し『なるほど間違っていた』と確認することは本当に無意味だろうか。かつての私と同じく、海外に出たいと思いながら踏み切れない人は多いはず」と西村さん。大上段に構えるのではなく、個人的な経験を素直に書いて、同じ夢で悩む人の肩の力を抜くことができたら。そんな思いで贈る京育ちの「イギリス日記」である。

2004.03.16

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