●No.057



「整理ぎらいさん、この指とーまれ!」
http://www.craft-kyoto.com/kraft/ 

向平 眞由美さん

京都市右京区

  片付けは「おおざっぱに心地よく」
 収納製品を売る会社のメルマガを依頼され、ただ商品紹介だけでもと、収納アイデアの発信を思いついた。「家具は高さ順に揃えて」「整理箱の色や形を統一」「床の補修は同色クレヨンで」など、実行しやすい整理術を提案する。2001年5月創刊。
 タイトル通り、あくまでも「整理嫌いさん」の立場が基本。「雑誌などが紹介する整理術は細かすぎ。完璧を目指しても続かない」と、「やりすぎず」「簡単に」を基本に書く。「文房具類は置き場所を細かく決めず、全部おおざっぱにまとめて入れる」「日常着はアイロンかけの必要のないものを選んで」「天ぷらも煮物も同じ鍋で」「バスタオルの洗濯は2日に1度でも大丈夫」など、自分の経験も取り混ぜながら「面倒だからこそ無駄を省く知恵を」と呼びかける。
 ときには「水回りの汚れ」「パッキングの交換」など、日頃は目の届きにくい部分の掃除方法をまとめて載せたり、「市販のめんつゆの残りは煮物の味付けに」「そうめんは翌日のすまし汁の具に」など、「冷蔵庫の残り物」の利用法を紹介したり。マンネリにならないよう気を配りつつ、整理嫌いの人にも「ちょっと、やってみようかな」と思わせる書き方を心掛ける。
 「不要なものは思い切って処分!」と書きながら、「でもお年寄りには強制しないほうが。無駄に見えるものにも、その人の思い出がいっぱい詰まっていることも」と書き添える優しさを忘れない。ときおり挟む「どんな部屋にしたいか考えることで、自分自身の『心地よい状態』を考えてみては?」など精神面のアドバイスにも、収納を徹底研究してきた人のこだわりが感じられる。

2004.04.13

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