●No.059



「歩いて健康・足元から健康に」
http://www.footcreate.com/ 

桜井 寿美さん

京都市下京区

  足の健康をあらゆる角度から追究
 足に合う靴、健康によい靴を紹介・販売するショップが、これまでかえりみられることの少なかった「足の健康」を正面から取り上げ、工夫や改善方法を提案する。「高齢者の外反母趾」など具体的な症例と、「靴に中敷きを入れ、中足部のアーチを支えると効果的」といった対処法の紹介、さらに「靴医学会報告」など最新の医療情報、ときには「小さすぎるエナメル靴に悩むエルキュール・ポアロ」など文学作品に描かれたフットケアまで紹介して、「足」そして「靴」の問題に迫る。2001年春創刊し、読者は約600人。
 「足の健康は体全体に影響します」と桜井さんは話す。タコや魚の目から歩行困難まで、足や靴のトラブルに悩む人は老若問わず多い。高齢者の場合、足の痛みから歩行がおっくうになり、寝たきりへの悪循環をたどることも。日本では対症療法がほとんどだが、「足のトラブルは十人十色。靴が合わないのか、歩き方が悪いのかなど、まずは原因を見極めることがなにより大切です」。
 ドイツなどでは近年、リューマチや糖尿病などの患者に対し、医療機関と製靴メーカーがタイアップして「足のケア」に取り組む例も増えているという。欧米では靴は「歩くための道具」。足の健康を重視する姿勢も強い。日本では靴といえばまず「ファッション」のイメージだが、「正しい足のケアが、より健康な心身を作る。その大切さをもっと多くの人に知ってほしい」との願いを込めて書く。「3Eサイズは本当に楽?」「足がつるのは腎臓や肝臓に慢性病がある場合も」などの豆知識も。巻末にはウオーキング大会など、近隣の「足によい」健康イベントを紹介。
 

2004.04.27

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