●No.077



「やめないピアノ・エレクトーン楽しい家庭練習」
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/2978/" 

吉田 健一さん

草津市

  子どもが練習を楽しめるアイデアを紹介
 「毎日口やかましく言わないと練習しない。自分からピアノに向かってくれたらどんなにか楽なのに」−。子どもに楽器を習わせている親の多くが同じ悩みを抱えている。
 つまずく度に「やめたい」と叫ぶ子どもに前を向かせ、自分から楽しんで稽古に取り組むよう導くにはどうしたらいいのか。約15年間、草津市内の音楽教室で相談業務に携わり、およそ3000組の親子の悩みに向き合う中で得たノウハウと実践例を、週1回メールマガジンで配信している。
 18歳で楽器店就職。店が運営する音楽教室で会員親子にアドバイスをするうち、やめてしまう子の多くが毎日の家庭練習を苦にしていることを知った。練習を強要される日々に嫌気がさし、音楽嫌いになっていく子どもと、「無理やり練習させた自分が悪いのか」と落ち込む母親。こうした悪循環を断ち、心から音楽を楽しむ家庭を増やしたいと思ったのが創刊のきっかけだ。
 1日の練習回数を子どもに自己申告させ、それ以上は強要しない「1日1回協定」。身近な人が上手に演奏する姿を見せて「努力すれば弾けるようになるかも」と目標を持たせる「あこがれの貯金」など、練習を習慣づけるヒントを掲載。レッスン好きの子の家庭や、実際にピアノを習っている自分の長男とのやりとりからつかんだアイデアは反響が大きく、読者は最初の140人から960人に増えた。「なぜ練習がいやなのか。何回だったら毎日弾けるのか。対等の立場で子どもと話をしてほしい。何をクリアすれば続けられるかを一緒に考える姿勢が『やめたい』を減らす第一歩では」

2004.09.07

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