●No.081



「京都祇園発 家庭で作るオシャレなフランス料理」
http://gionchef.s47.xrea.com/magumagu2.htm 

永井 博文さん

京都市東山区

  シェフが指導、自宅でプロの味を再現
 「牛肉のポテト包みアンチョビーソース」「鯛の軽いマリネ、春のサラダ添え」など食欲をそそる料理のレシピを月2回、メールマガジンで配信している。テーマは「スーパーで手に入る食材、家にある調理器具でプロの味」。材料の切り方、火の通し加減など調理中の手元が分かるよう、デジタルカメラの画像を多用し、初心者にも取っつきやすい内容となっている。
 永井さんは、祇園にあるフランス料理店の料理長。3年ほど前、料理教室で講師を務めた経験から、自宅で本格的な料理を作りたがっている人が多いと気付いた。「バブル時に豪勢な食事への関心が一気に高まったが、不況になるとそう何度もレストランへは行けない。だったら自分でおいしい料理を、と考える人が増えたのでは」。
 その時一番簡単に手に入る旬の食材を使い、解説は分かりやすく。「料理1年生が読んでも理解できるように」と心がけ、外国語でいっぱいの専門用語は使わない。こうした努力が実を結び、読者数は創刊から半年間で約4倍に増えた。現在600人以上いる読者の大半は30代の主婦で、中には「意外と簡単にできて自信がついた」と完成後の写真をメールで送ってきた人もいるという。
 自宅での食事に凝る人が増えたせいか、ここ数年でスーパーの品揃えも変わってきた。鴨や羊の肉、外国の調味料を扱う店が増え、「素人さんでもフランス料理に挑戦しやすくなった」とみる。「いずれは、フォアグラなど本場の食材をフランス人好みに調理したメニューも紹介したい。そろそろ入門編からレベルアップする」と話す。

2004.10.5

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