●No.084



「これならわかる!知的な財産のお話」
http://www1.odn.ne.jp/tazjim/g20_mag2.html 

田附 清彦さん

大津市

  身近な話題をもとに知的財産権について解説
 「阪神優勝」の商標登録をめぐって千葉県の男性と球団が争った問題や海賊版CDの増加などで、最近注目されている知的財産権について行政書士が解説する。知的財産権に含まれる幅広い分野の中から、日常生活で触れることの多い「著作権」に的をしぼり、分かりやすい言葉で説明。「例えば個人のホームページ。他人や企業のサイトから、作者の了解なしに勝手に絵や文章を引用しているケースが多い。知識がないばかりに無自覚に法に触れてしまうケースを防ぐためにも、まずは興味を持ってもらいたい」と話す。
 筆者である行政書士の田附さんは、元システム・エンジニア。資格取得後に勤め先のソフトウェア開発会社を退職し、開業直前の2003年12月、メールマガジンを創刊した。「インターネットの普及で、だれでも世界に向かって情報を発信できるようになった。感性や思いを表現する機会が増えれば、著作権に抵触する危険も高まるのにほとんど意識されていない。知らずにトラブルに巻き込まれる事態を避けるためにも、何が問題になるのかを知っていなければ」と力を込める。
 創刊以来、10日に1回程度の配信を続け、読者は最初の135人から約590人に増えた。多くが企業の特許や商標に関わる部門で働く会社員で、自分の仕事にメルマガの内容が役立ったとする声も寄せられたという。「今年から、知的財産に関する問題解決能力を段階的に認定する検定が始まり、すでに2500人以上が受験。知的財産権にまつわる知識へのニーズは国内でも高まっている。今後は検定対策のメルマガも作りたい」と意欲的だ。

2004.11.2

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