■「ぬくもり」園児を包む

 「おーい。おはよー」。窓から顔を出した友だちに手を振る。懐かしい雰囲気のまなびやに、今朝も子どもたちが集まってきた。

 京都市伏見区の桃山キリスト教会。この建物は、木造2階建ての礼拝堂として1936年に完成した。41年に幼稚園を開設し、1階のホールを遊び場や集会などに使う。

 8月、礼拝堂は大規模な耐震工事を行う。筋交いや内壁を足すが、外観はほとんど変わらない。三浦恒久園長(59)は「ぬくもりある雰囲気を残したい」と言う。

 登園した子どもたちはホールや庭を自由に駆け回る。昔から続く風景。礼拝堂は強度を増して、これからも優しく園児を包みこむ。


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