読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第19回結果

 今年に入り、朝晩と日中の寒暖差が大きい日が多く、風邪をひいたりしませんでしたか? インフルエンザも猛威を振るっています。外に出掛ける時は体調管理に気を遣い、気持ちよく撮影に臨んでください。
 今回は美しい紅葉や雪景色、年末年始の行事など、この時期ならではの題材が多く、寒い中でも撮影への熱意を感じられました。
 寒さスケッチでは、朝日がつららを照らした西田さんの作品がいいです。早朝の張り詰めた空気の中にも、黄金色に輝くつららが暖かさを感じさせます。宮さんの「水鏡」は、雪が積もった木々が水面に映り、水の冷たさとの相乗効果で、寒さを強調しています。澤田さんの「波濤(はとう)」には身がすくむような冬の厳しさが表れています。
 伊東さんの「年の瀬の早朝」は迎春の品が並ぶ商店の一こま。橋本さんの作品と同様、何げない光景にもドラマがあります。行事では疋田さんの「福娘」がほほえましいです。クリスマスの塩見さんの作品はミニチュアのような構図が面白いです。中川さんの「デッドヒート」は、走者と応援する観客の表情が画面に緊張感を与えてます。
 徐々にですが、女性の応募も増えてきました。春の兆しが感じられる次回には、暖かさや柔らかさを感じさせる明るい作品や、女性から見た新鮮な視点を期待します。(写真部長代理 栗本禎二)

 

最優秀賞「勝負あり」(京都市北区・上賀茂神社) 金田紀一

デジカメ、75〜300ミリ、F11、200分の1秒、ISO200
 【評】 上賀茂神社の年中行事「烏相撲」からの一こま。投げ技が決まり、土俵の砂が弧を描きながら空中に放たれた一瞬を見事に捉えました。子どもを見詰める観客にも表情があふれ、ダイナミックな画面の中から、会場のどよめきや歓声が聞こえてきそうです。

優秀賞(トーカイ賞)「バトル」(長岡京市・小畑川付近) 上前圀夫

デジカメ、135〜400ミリ、F5・6、1600分の1秒、ISO400
 【評】 餌場で争う2羽のサギの姿が躍動感にあふれています。飛び掛ろうとする1羽に対し、大きく羽を広げて威嚇する構図も見事です。静寂の中で起きた一瞬の出来事をうまく捉えています。

優秀賞(ラ・フィーネ賞)「手仕事」(亀岡市京町) 小塩睦子

デジカメ、24〜105ミリ、F4、250分の1秒、ISO400
 【評】 昔ながらの鍛冶職人による手仕事。飛び散る火花がイルミネーションのようで、幻想的な作品です。迫力を狙いたくなる素材ですが、女性の新鮮な視点が感じられます。

以下佳作

「冬の山里」(左京区久多) 西田叔弘

「京都駅のクリスマス」(下京区・京都駅ビル) 塩見芳隆

「水鏡」(左京区・京都府立植物園) 宮昌之

「無病息災」(上京区・千本釈迦堂) 上嶋克也

「デッドヒート」(北区・紫明通) 中川弘一

「年の瀬の早朝」(下京区・七条千本繁栄会) 伊東克己

「波濤」(京丹後市間人・立岩付近) 澤田攻一

「膳所公園の秋」(大津市・膳所公園) 橋本和朗

「あの頃の思い出」(上京区・京都御苑) 全岳

「福娘」(東山区・八坂神社) 疋田真也

Copyright(C) 2014 The Kyoto Shimbun Co.,Ltd.
<<写真映像担当HPトップへ