読者写真コンテスト「京滋の130景」第10回結果

 大型寒波の到来で、厳しい寒さに震え上がります。今年の漢字が「暑」に決まりましたが、猛暑に慣れた体が寒さに弱くなったのか、ことのほか朝晩がつらいですね。
 今回は、京滋が輝きを増す、彩り豊かな季節の写真が集まりました。
 審査段階でまず目を引いたのは、宇野さんの「琵琶湖大橋の朝焼け」でした。朝焼けの美しさ以上に、左側に立つモニュメントを配したユーモア感覚に好感を持ちました。また「色づく季節」は、紅葉狩りを楽しむようなサルの姿がかわいいですね。選外にはなりましたが岩戸落葉神社(京都市北区)の境内を埋め尽くす黄金色の落葉を狙った作品も数多く出品されました。決め手には欠けたものの、美しさでは決して負けていませんでした。
 さて「京滋の130景」は、今回で最終回となりました。皆さまのご協力、誠にありがとうございました。お知らせの通り、テーマは大きく変えませんが「風景」のとらえ方を広げようと考えています。
 新しい年を前に、皆さまのさらなる飛躍を期待します。(写真映像部長 吉田清貴)

【お知らせ】
 次回2月からは「大好き!! 京滋の風景」として読者写真コンテストをリニューアルします。テーマの「京滋の風景」は残しますが、風景の意味合いをもう少し大きくとらえようと思います。人の営みの風景・動植物の風景など、それぞれが感じる新たな視点での風景写真を募集します。

最優秀賞「広沢の夜明け」(京都市右京区・広沢池)中村慎一
デジカメ、18〜105ミリ、F11、25分の1秒、ISO100
 【評】見た瞬間、がっちり心をつかまれた。そんな感じがしました。画面に緊張感が漂い、とても強い写真です。逆光の朝日をうまく計算した撮影技術が巧みです。
優秀賞(東映太秦映画村賞) 「コスモス咲く沿線」(近江八幡市野田町)大町誠一
   デジカメ、38ミリ、F19、500分の1秒、ISO800
  【評】咲き誇るコスモス畑の中をのどかに走る電車。いかにものんびりした風景に、ほっとします。撮影アングルもよく、空に抜いた花が生きました。
優秀賞(ルノー京都カドノ賞)「夜のサギ オアシス」(栗東市・上鈎池)矢野暢英
  デジカメ、28〜300ミリ、F5.6、20秒、ISO400
 【評】1日の子育てを終えたサギが夕方になると集まって夜を過ごすという池の風景。難しい露出を見事に決め、とても幻想的な絵になりました。
以下佳作
「祭りの子」(舞鶴市西神崎)梅原隆
「色づく季節」(西京区・嵐山モンキーパーク)いなづか弘樹 注)いなづかは、「禾」の下に「人」
「曼珠沙華」(左京区大原)早川和宏
「紅葉を横目に」(西京区・トロッコ保津峡駅付近)南端祐希
「瑠璃の庭」(左京区・瑠璃光院)森康信
「寄り添って」(八幡市・木津川の上津屋橋)立部雅裕
「彩競演」(左京区・南禅寺)松好良和
「太陽の魔法」(右京区・神護寺)谷内早映子
「晩秋の農園」(西京区大原野)國友正和
「琵琶湖大橋の朝焼け」(大津市・道の駅びわ湖大橋米プラザ)宇野秀雄
(敬称略)

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