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Kyoto Shimbun 省エネ表示の「環境ラベル」
地球に優しく、家計も助ける
キャンペーンを進めているのは、環境市民、気候ネットワークなどNGO(非政府組織)、京都市と京都府、京都府電機商業組合などの販売業者でつくる「省エネ製品グリーンコンシューマーキャンペーン実行委員会」。地域における地球温暖化防止対策の実践のひとつとして、引っ越しなどで家電の買い替えも多くなる3月1日から5月5日まで実施している。 グリーンコンシューマーとは「緑の消費者」という意味だ。販売価格だけで判断するのでなく、消費エネルギーも考えることが結局、家計も地球も助かることを知ってもらうことが目的だ。 今回は、家庭における消費電力の4割を占める冷蔵庫やエアコンを対象にした。メーカーなどが公表している家電製品の性能データを元に、専用のソフトで省エネ性能を評価して電気代を計算した。店頭価格を入力すれば、「販売価格+電気代」の総額が算出される。客から見れば環境ラベルを見比べることで、「安い製品で当面しのぐか」「良い製品を長く使うか」などの判断がしやすくなるというわけだ。 キャンペーンには、地域の電器店や大型量販店など京都市内の18の事業者約30店舗が参加した。ラベル添付が一部の商品だけだったり、「低価格のセール品にCランクがついていると売りにくい」など消極的な声もあったりと、参加店の対応には温度差もあるが、「お客さまに説明しやすい」(タニヤマムセン)など、おおむね好評のようだ。 キャンペーンに参加した美馬商会(伏見区)の美馬功社長は「ユーザーのことを本当に考えるのなら、販売価格の安さだけではだめだ。消費者の立場からキャンペーンしていただけるのなら心強い。自信を持って『AAA』をお勧めできる」と話す。 京都市全体の二酸化炭素排出量の2割以上が家庭から排出されている。京都市は「地球温暖化防止条例」制定を計画しているが、省エネ製品キャンペーンも効果的な具体策の一つになりそう。 キャンペーン実行委員会の能村聡さん(京のアジェンダ21フォーラム事務局)は「一過性のキャンペーンでなく、5年10年と続けることが大切。AAA製品購入時の補助金など経済的な誘導策も必要になるだろう。市民や消費者が主導する環境認証システムに育てていければ」と話している。 消費者としてのメリットを知ってもらおうと、4月16日午前10時から花園区民会館(右京区)、17日午前10時と午後1時から市醍醐交流会館(伏見区)で、店舗見学などの学習会を開く。無料。問い合わせは実行委員会電話075(647)3535まで。(2003年4月11日掲載)
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