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Kyoto Shimbun
進む再生可能エネルギー開発
千葉で国際会議 小規模、分散が特徴
国際会議は研究者が発表や意見交換するとともに、研究機関や企業が製品や技術を展示して紹介。世界64カ国の研究者約3000人が参加し、200以上の企業、研究機関が出展した。 会議を通じて、太陽光発電の研究開発の進展ぶりが目立った。ホンダが自動車メーカーとしては初めて量産化する太陽電池を公開し、注目を集めた。同社の太陽電池は独自開発の新素材を使い、従来の太陽電池に比べて発電効率が高く、生産過程での消費エネルギーも約半分に押さえたのが特徴だという。 「新しいエネルギーを普及させるためには量産化が必要だが、自動車の生産技術を太陽電池の量産化に生かすことが可能になった。エネルギー部門でも温暖化防止に貢献したい」と開発担当者は意気込む。 寄せては返す海の波の力でタービンを回し、発電する波力発電をPRしたのは英国スコットランド。北海に面したスコットランドは1年を通して波が高く、波力発電に適した環境だ。こうした環境を生かそうと、地元のベンチャー企業が海に浮かべる形の発電設備を開発、ポルトガルの電力会社が導入を決めている。
スコットランド国際開発庁の塘田美和さんは「ポルトガル北部の一万五千世帯の電力が波力発電でまかなわれ、年六万トン以上の二酸化炭素削減につながる。地域の特性を生かしたエネルギー開発を進めたい」と話す。 防災や途上国の開発といった観点から再生可能エネルギーの重要性を考えるフォーラムも開かれた。スリランカ出身のモンテ・カセム立命館アジア太平洋大学長は、スリランカで発生した干ばつ時に都市部ではダムからの送電が止まったのに対し、山村は小型の水力発電設備を持っていたため電力を確保した事例を紹介した。「再生可能エネルギーの特徴は小規模、分散。従来の大規模な施設に頼ればライフラインの分断の影響を強く受けるが、再生可能エネルギーの普及で自然災害に強い地域をつくることができる」と強調した。
<再生可能エネルギー>
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