Kyoto Shimbun
生態系崩す外来魚 真夏、湖の底へもぐった。前日の台風で、少し濁ってるように見える。それでも、世間で言われているよりは、きれいだ。 滋賀県高島郡マキノ町海津大崎沖の琵琶湖。湖底の藻の間を泳いでいるのは、外来魚のブルーギル。人なつっこいのか、近寄っても逃げようともしない。なかなか可愛いではないか。しかし、こいつが増えて、琵琶湖の生態系が崩れてきているのだ。 四十万年前から今日の姿になったと言われる琵琶湖には、魚類や底生動物など五十種以上の固有種が確認されている。ホンモロコ、ビワマス、ニゴロブナ…。ところが、やはり外来のブラックバスやブルーギルの食欲の的になり、激減した魚も。
ブラックバスをスポーツ感覚で釣るルアーフィッシングが、琵琶湖の今日の風景になってしまった。なんとかしなければ。(2000年8月11日掲載)
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