Kyoto Shimbun
「1兆分の1」を計る 猛毒の化学物質ダイオキシンを、ここで測定している。一兆分の一という、気が遠くなる超微少単位「ピコ」を、どうやって計るのだろう。 京都市中京区の分析・計測会社「島津テクノリサーチ」。分析室に機器類が並ぶ。八木孝夫・研究開発センター長は「企業秘密もあって、外部の人が立ち入ることは余りなかったんですが」と話す。
ダイオキシンの測定結果が出るまで、抽出、濃縮、分取、クリーン・アップ、データ処理という長い工程があり、長い時間がかかる。「一兆分の一」単位を見極めるため、測定試料の一万倍以上の量を確保して濃縮するという。機械が自動的に測定してくれそうに思っていたが、実は長年の経験やデータ蓄積が大事なのだそうだ。(2000年9月8日掲載)
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