Kyoto Shimbun
自動採取し酸性雨測定 ぽつぽつと雨が落ち始めると、自動感知して、まるい蓋が開き、雨滴を受ける。酸性雨を測定するための雨水自動式採取装置が、京都市中京区の市衛生公害研究所の五階ビル屋上にある。 酸性雨というのは、硫酸や硝酸を多く含んだ雨で、pH(水素イオン指数)では5.6以下を指す。同研究所での年間平均値は一九八五年から4.5〜4.8だったが、九八年が5.1、九九年4.9と改善の傾向が見られた。この傾向が市内全域に及ぶのか確認するため、京都市は今年四月から観測地点を増やしている。
森林の枯死や魚類の死滅など、酸性雨の被害が出ている欧州と同じレベルのpH値が、日本でも観測されている。明らかな酸性雨被害は確認されていないが、疑わしい現象は報告されており、将来の影響が心配という。(2001年6月15日掲載)
◇INDEX◇ |