Kyoto Shimbun
「川の大切さ」学ぶ 「またヒルや」。京都市上京区の賀茂大橋上流の鴨川で先月にあった「鴨川を美しくする会」主催の実態調査。子どもが川底の石をめくって捕った水生昆虫は圧倒的にシマイシビルやヒラタビルが多かった。次いでミズムシやサホコカゲロウの幼虫。いずれも余り水質の良くない場所でも生きられる生物だ。 簡単な水質調査ではpH値が8.5とアルカリ性が高かったが、COD(化学的酸素消費量)などの結果は良好だった。参加者はもっと多種多様な生物が見つかるのではと期待していた。
「約20年前の鴨川は染めの原料が流れ込んで紫色で、ヒルもいなかった。今はにおいもなくなり、科学的にはきれいになりつつある」と京都精華大環境社会学科の板倉豊助教授が解説した。「川は3日前に掃除して見た目にきれいになってもすぐには生物は戻らないのです」と川を汚さないことの大切さを子どもに訴えた。(2001年11月14日掲載)
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