Kyoto Shimbun


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「切符炭」に熱い視線

 「購入者に楽しんでもらえるよう、形を崩さないようにしているんです」。紙加工会社「鈴木松風堂」=京都市中京区柳馬場六角下ル=は市営地下鉄の使用済み切符を炭にし、脱臭剤「切符炭」として販売している。よく見ると切符にあいたパンチ穴はそのままだ。うっすら印字が残る切符炭も見つけた。

 1週間に集まる量は約500〜600キロ。1100度で45時間焼き続けると重さは半分以下に。ほかに「紙管炭」「チップ炭」なども手がける。アンモニア臭を吸収するから台所用に、エチレンガスを吸収するから冷蔵庫用にと、それぞれに特性があるという。

 脱臭剤の役目を終えると土壌改良剤になり、最後は土となって終着駅にたどり着く。まさにリサイクルの線路をひた走る。環境対策を考える私鉄や航空会社、道路公団からも熱い視線を集めているそうだ。(2002年5月10日掲載)


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