Kyoto Shimbun
ソバ畑で秋の花見 小さくてかれんな白い花が、一面に広がる。京都市左京区久多で、市民グループが育てたソバの花畑だ。あいにくの曇り空だったが、メンバーが「秋の花見」をしようと集まった。 ソバ作りを始めて4年目になる。今年は約2900平方メートルの畑を借りた。馬のふんを使い、無農薬を貫く。昨年の収穫は約250キロにもなり、石うすでひいた手打ちそばの味は格別だった。 花畑の中にいん石が落ちたような大きなくぼみを見つけた。シカの仕業だ。今年は特に食害がひどかった。ネットで防護柵を張り巡らしても畑に侵入し、動かぬ証拠を残していく。
収穫に響くかを心配しながらも、「シカの食害はソバがおいしい証拠かも」。四季折々の豊かな自然、野生動物との駆け引きも「山で楽しむ」ことの一つだと、メンバーは感じている。(2002年10月11日掲載)
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