Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


紙パック集めて学ぶ

 「1.38」「0.18」。児童がはかりに表示された数字を読み上げて、用紙に書き込んでいく。「先週より増えたよ!」。毎週木曜日、京都市西京区の桂東小の朝は、各家庭から持ち寄った牛乳などのの紙パックの重さを測ることから始まる。

 環境にやさしい企業や団体を認証する京都発の環境規格「KES」の取得を目指す学校が増えている。先ごろ取得した桂東小も、いろいろな活動を数値化してきた。紙パック回収の目標値は1カ月に50キロ、約1600枚分に値する。144キロの集めた月もあり、ほとんどクリアしてきた。

 地域の清掃活動に出かけ、たばこのポイ捨ての多さに気づいたことが、校舎の禁煙化につながった。親がたばこを吸わなくなった家庭も出始めた。

 環境教育主任の岡本洋子教諭は「数値化できない部分での効果も大きい」と、学校から広がり始めた地球環境を考える活動の波紋に期待している。(社会報道部 寺内繭、写真報道部 坂本佳文。2003年3月14日掲載)


◇INDEX◇