Kyoto Shimbun
四季通じ木に学ぶ 「この木のすてきなところは、どこかなあ」。コケが付いている、葉っぱが小さい、枝分かれの形がおもしろい…。指導員の問いに、子どもたちは次々と答えていった。 自分の好きな木を選び、1年間の変化を見続ける観察会が、京都市左京区の府立植物園で始まった。スケッチをし、幹に耳を当てたり、手で触れてみる。「ぱっと見たら1本の木なのに、近くで見ると虫やキノコとか、いろんな生き物がいる」。ニレを描いていた西陣中央小6年の樹田明子ちゃんは目を輝かせた。
参加者は樹木を違う距離で見ることや1年間の変化を知ることで、木が生きていることを実感するという。主催した京都市中学校理科研究会は「木の生き方を知ることで、子どもの心や考えに何か響くものがあれば」と期待している。(社会報道部 寺内繭、写真報道部 板東勇。2003年5月9日掲載)
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