Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


自転車主役の街へ

 愛用の自転車にまたがった約50人が京都市中京区の新風館を出発、さわやかな風を受けて繁華街を駆けめぐった。世界各地で環境保全をアピールする「アースデイ」に呼応して、京都の市民団体「環境市民」などが初めて企画したイベントで、排気ガスのない自転車が主人公になる街に、と呼びかけた。

 環境にやさしい自転車は、欧州で見直され、とくにオランダやドイツでは、自転車中心のまちづくりが進んでいる。アムステルダムなどの都市では、中心部を自動車乗り入れ禁止にし、自転車の専用道路や標識が整備されている。駅には大きな駐輪場があり、電車に自転車を積んで、通勤や旅行を自転車で楽しむ人たちが多い。

 環境市民の理事藤本芳一さん(39)は、自転車で各国を旅してきた。「自転車は長い距離を走れる交通手段。多くの人に良さを知ってもらい、街を変えていきたい」と期待する。(社会報道部 寺内繭、写真報道部 板東勇。2004年5月11日掲載)


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