Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


魚守って釣り楽しむ

 西日を受けて、川面が黄金色に輝く。せせらぎの音が響く京都府美山町佐々里。冷たい水の中、かかったアマゴが釣り人の手から放たれた。美山漁業協同組合が佐々里川の3キロに設けた「キャッチ&リリース区間」だ。

 釣った魚を川に返して、乱獲による減少を防ぎ、川の生態系を守る。欧米で普及する方法だが、日本でも少しずつ浸透してきた。美山町では、愛好家が集まり、3年前にグループを発足させた。町や美山漁協に協力を呼びかけ、昨年3月に「キャッチ&リリース区間」を実現。ヤマメの放流にも取り組んでいる。

 代表の中村伸夫さん(47)は「魚を守り育てることは、釣りを楽しむ人の責任。美しい川を次世代に残したい」(社会報道部 寺内繭、写真報道部 板東勇。2004年6月8日掲載)


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