Kyoto Shimbun
天空から静かな警鐘 夏を彩る積乱雲は、都市で発生しやすい。コンクリートで囲まれ、気温が周辺よりも高くて上昇気流が起こり、上空に散らばった車の排ガスが雲をつくる物質となるからだ。 東京では、幹線道路・環状8号沿いに特有の雲が出現する。この「カンパチ雲」を研究する甲斐憲次・名古屋大教授(気象学)は「地形の影響も大きいが、都市化のシグナル」と説明する。 都市が生んだ巨大な積乱雲は、やがて激しい雷と集中豪雨を都市にもたらし、時に大きな打撃を与える。
天空からの静かな警鐘は、地上に届いているだろうか。(社会報道部 寺内繭、写真報道部 板東勇。2004年8月10日掲載)
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