Kyoto Shimbun
外来種のモを除去 深泥池(京都市北区)は水面近くまで、水草に埋め尽くされていた。アルゼンチン原産のオオカナダモだ。異常繁殖は近年、特に激しくなってきた。 深泥池はそこにすむ生物群集が国の天然記念物に指定されている。9月下旬、市民団体「深泥池水生生物研究会」と同志社大の生物研究会がボートを浮かべ、除草に取り組んだ。総量は2日間で4.6トン。しかし現存量は推計で100トンを超えるという。 氷河時代からといわれるホロムイソウ(植物)やミズグモ(昆虫)など希少な動植物のすみかでもある池は近年、外来種の増加や水質の悪化で生態に影響が出ている。
「トチカガミやミズユキノシタ(いずれも植物)のように絶滅した種もあり、普通の池に変わりつつある」。同志社大の光田重幸助教授は危機感を募らせる。(北部総局 寺内繭、写真報道部 板東勇。2004年10月19日掲載)
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