Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


毛糸の人工藻
メダカの卵 ゆらゆらと

 着古したセーターをほどいて作った赤色や青色のアクリル毛糸の人工藻に、メダカの卵が付着している。ノートルダム女学院高(京都市左京区)の科学クラブは約1000匹のメダカを飼育し、この時期、1日1000個以上の卵を採取する。

 かつてどこでも見られたメダカだが、ほ場整備や水質悪化ですみかを追われ、6年前には環境省から絶滅危惧(きぐ)種に指定された。

 科学クラブは採取した卵を市内の小学校に持っていき、5年生に観察してもらう「出張授業」を続けている。2年の高山結衣さん(17)は「子どもたちの純粋な驚きに触れ、こちらも改めて生命の神秘に気づかされます」と目を細めた。
(社会報道部 有賀美砂、写真報道部 板東勇。2005年6月21日掲載)


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