Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


市街地に近く
子ども息のむ巨大スギ

 幹の周囲が13メートルもある。「でっかぁー」。京都市右京区京北の片波川源流。堂々たるアシウスギの姿に、エコツアーで訪れた京都成安中高(京都市上京区)の生徒が思わず息をのむ。

 ガイド役の河野昭一京都大名誉教授らの調査で巨木群は見つかった。保護運動の末、京都府の天然記念物指定地となり、現在の林道も迂回コースに変わった。

 「市街地近くで日本古来の自然が残っているのは奇跡だ。次代に伝えたい」と河野さん。スギの表面のコケから顔を出すイヌブナの新芽に興味津々の生徒の姿に目を細める。
 (社会報道部 芦田恭彦、写真報道部 板東 勇。2006年5月23日掲載)


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