Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


建具も衣替え
飴色に時重ね ひんやり涼風

 飴(あめ)色に日焼けした葦(よし)障子に繊細な御簾(みす)。明治、大正、昭和と年月を経た建具が京都・夷川通の建具店に並ぶ。

 風通しがよい。見た目にも涼しく。京都の夏は建具も衣替えする。高価な葦障子は昔からリサイクルされてきた。近年は町家ブームも重なり、格子戸や雪見障子も脚光を浴びる。

 落ち着いたデザインと実用性は現代の住宅にもすっと溶け込む。店主の井川幸雄さん(55)は「丁寧に作られ、大切に使われてきた建具は古くても現役です。魅力をもっと知ってもらい、うまく使ってほしい」。
 (社会報道部 勝聡子 写真報道部 板東勇。2006年7月18日掲載)


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