Kyoto Shimbun
落ち葉がはぐくむ 大切な命 拾い寄せた落ち葉を両腕いっぱいに抱え、ドサッと放り込む。ムクや桜の木切れも入れ、鍬(くわ)でかき混ぜる。6畳大ほどの板囲い。底の方に上質の腐葉土が出来ている。 京都市左京区のノートルダム女学院中学。落ち葉は校内だけでなく、全校生徒による哲学の道の清掃でも大量に集まる。 夏の終わり。裏山からカブトムシが卵を産みにやって来る。あくる年の黄金週間明けあたり。掘ると、数百もの幼虫が生を受けている。
幼虫は保育園にプレゼントする。「子どもたちの笑顔がうれしい」と3年の河波茉奈さん。寒空の下。軍手を汚しながら、科学部の生徒は屈託がない。
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