Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


暖冬でかなり早めの
 ドレスアップ

 恋をするときれいになる。鳥も同じと見え「婚姻色」に身をやつしてデートする。

 鴨川は出町橋付近。アオサギがくちばしと足を赤く染め、パートナーを誘う。頭と胸と背中には新しい羽。年に1度のおめかしが日に映える。

 とはいっても、まだ2月の半ば。本来ならお彼岸あたりから出始める兆候なのに…。

 25年ほど水鳥を観察している西台律子さん(京都市左京区)によると、暖冬に水ぬるみ、小魚もじっとできなくて水面近くを泳ぎまわる。アオサギにしてみれば冬場は少ないはずの食事がたっぷりと取れ、いきおい性ホルモンの分泌も活発になる。かくて異常に早い結婚シーズンが到来した。温暖化が要因とするならば、おめでたい話も喜んでばかりいられない。
 (社会報道部 向井康 写真報道部 板東勇。2007年2月20日掲載)


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