Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


生物部
 鴨の流れに目を凝らし

 ウズムシ、と聞いてもあまりなじみがないが、プラナリアの仲間と言われると、習ったような気がしないでもない。実物を見せてもらうと、2センチくらいのが伸びたり縮んだりしている。

 切ってもすぐに再生するこの水生生物を、京都成安高(京都市上京区)の生物部が調べている。鴨川を歩き、川の石をめくっては、目を皿にする。

 大きな成果もある。アメリカツノウズムシ。日本ではこれまで水族館で見つかっているだけで、屋外で確認したのは生徒たちが初めて。生物部から借りた写真=円内=に、ご覧の通り「角」がはっきりと出ている。

 「教科書に載っていない発見が楽しい」と部長の山本翔君。

 ウズムシ類はきれいなところにしかすまないといい、採集の多寡は鴨川の水質を測るバロメーターともなる。
 (社会報道部 向井康 写真報道部 板東勇。2007年3月20日掲載)


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