Kyoto Shimbun


鳥の目 虫の眼


屋上緑化
 飾らぬ思いで生かす工夫

 断熱効果がある。冷暖房費が節約できる。大気が浄化でき、ビルの寿命も延びる。「屋上緑化」の有効性。とは言っても、植えればいいというものでもない。屋上やベランダは法律で耐荷重が定まっている。水を吸った土は重い。

 桂高校(京都市西京区)の草花クラブが企業の協力も得て考えた。竹とヨシの繊維でできたマットに芝を植える。細工した発泡スチロールを下に敷き、水を吸いすぎないよう工夫した。

 放課後のビニールハウス。青々と芝が育っていた。軽量。泥水も出ない。大手建設会社が関心を示してきた。すごい取り組み。なのに生徒に気負いはない。「みんな花が好きだから」(3年の西野冴(さえ)さん)。ジャージのひざを土で汚し、いたわるように世話をする。
 (社会報道部 向井康 写真報道部 水澤圭介。2007年4月24日掲載)


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